進学塾その始まり

今ではすっかり定着を過ぎ、どこかしら懐かしさや陳腐さすら感じる「お受験」と称される、名門私立中学受験熱が一気に高まったのは、遡る事数十年前の昭和40年代中後半でした。
「教育ママ」「ガリ勉」など平成世代には馴染みの無い言葉が数々誕生し、こうした風潮を風刺した子供向け漫画のヒット作品も生まれる程で、この頃から進学塾なる名称が一気に普及したと思われます。

それまでの小学生対象の学習塾と言えば、基本は地域密着スタイルで、住宅街の自宅を改造したような小規模の塾に、地元の小学生達が徒歩や自転車で通う風景が当たり前でした。
塾毎に学力レベルや個性にもハッキリと差が見られ、トップクラスの成績を誇る児童達に進学塾レベルの高度な授業を行う塾もあれば、学校の勉強に着いて行けない児童達をフォローする立ち位置の塾までさまざまでした。
「勉強学校」なる冷静に考えれば何やら不自然な単語をご存知の方々にとっては、懐かしい話に違いありません。

その後昭和50年代に入ると、次々と全国展開を見せる塾が台頭を始め、全国各地に同じ看板を掲げる「進学塾」が、各市町村の風景の中に自然に溶け込む事となったのです。
指導内容も単に各教科の学習指導のみならず、受験対策を総合的にフォローすべく、過去問題から出題傾向を分析、あるいは生徒各々の特性や個性を伸ばす指導など、進学塾側のレベルアップも急加速を見せ、一気に志望校合格を実現するプロフェッショナル集団へと成長して行ったのです。



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